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1・17-31年目の記憶をたどって-

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1995年1月17日 5時46分
阪神淡路大震災発生

当時小学生だった私は
まだまだ短い人生経験の中で
体験したことのない激しい揺れで
飛び起きました。

気がつくと、家が大きく揺れる中、
父が部屋に駆け込んできて、
私の上に覆いかぶさるようにして
守ってくれていました。

今でも、はっきり覚えている記憶です。

その頃住んでいた京都では、
大きな余震はなく、
小学校に行くと、
「地震すごかったな」
「俺、起きひんかったで」

地震の話題で持ち切り。

当時は、今のようにSNSが主流ではなく、
神戸で何が起きているのかなど、
何も知らずに話していました。

むしろ子どもで分かっていないからこそ、
少しだけテンションが上がっているみたいな。

そんな日中を過ごした私の事態が一変するのは
学校から家に帰ってからの話。

そこから私は「地震」というものを
初めて現実として、
身近に感じることになります。

そんな災害という記憶から
昨日で31年が経ちました。

私は昨日、
神戸市のとある場所を訪れました。

それは、
東遊園地で行われていた
「阪神淡路大震災1.17のつどい」

31年前のあの日、
私は何を感じ、
何を思い、
どう生きていこうとしたのか。

過去に思いを巡らす
そんな時間がもてて良かったな…

目次

他人事だった災害が現実になった日


小学生の頃、
大きな災害で知っていたのは
社会の教科書に載っていた関東大震災。

本で読むその情報は
「へー、こういう事があったんだ」
「大変だったんだな」
という程度。

災害はどこか他人事で、
子どもだったから
災害という物自体を
意識することはありませんでした。

きっとその感覚は
阪神淡路大震災が起きた日の夕方までは
変わらなかったように思います。

京都は震度5の揺れ。

けれど、実際に目の前で
大きな被害を見たわけではなく、
「地震ってめちゃくちゃ揺れるんだな」
その程度の認識。

ですが、
そんな“他人事”だった災害が、
一気に“自分のこと”として感じる瞬間は
家に着いた時のことです。

TVに映る
崩れ落ちた阪神高速道路。

そして、
炎に包まれる、見覚えのある街並み。

そこは、祖父母が暮らしている街でした。

祖父母は被害が激しいと言われている街に住んでいて、
連絡が取れない状態でした。

「私がよく知る街で一体何が起きてるの??」
「おばあちゃんとおじいちゃんは生きてるの??」


…何も分からない。。

人生で初めて
“何も分からないことがこんなにも怖い”
という感情を知った瞬間でした。

祖父母は無事だったと確認できるまで
どれくらい時間がかかったのかは
正直、覚えていません。

小学生だった私の記憶は、
曖昧な部分もあり…

それでも、
連絡が取れないままテレビに映る、
炎に包まれた祖父母の住む街を
ただ見続けていたあの時間だけは、
とてつもなく長く、
実際の何倍にも感じていた記憶として
今も残っています。

記憶をつなぐ竹灯籠の灯り


阪神淡路大震災 1・17のつどいで
灯籠の灯りを見て回っている時に、
そんな思い出を一緒に回った友人に話していました。

このイベントは
震災でさまざまな想いを抱えた方々が、
竹灯籠に灯りを灯し、
祈りを捧げていたところから始まり、
それが今まで繋がれているものです。

竹灯籠には文字が刻まれていて
平和
希望
命など…

震災を経験したからこそ
未来へ繋ぎたいと願う想いが込められている言葉たちで
溢れていました。

1月17日は
1年365日の中の、たった1日。

けれど、その1日は
被災を体験された方にとっては
一生忘れることのない1日です。

人の記憶は
少しずつ風化していきます。

人は忘れられるから、
生きていける…

そんな言葉を聞きますよね。

それでも、
忘れたくない記憶。
忘れてはいけない記憶や想いが確かにあります。

竹灯籠を見つめながら
当時に思いを馳せることで
過去の記憶を呼び起こす機会になりました。

祖父母が心配でどれだけ不安だったのか…
道路が割れた街を見た時のあの衝撃…

だからこそ、
今、自分にできる被災地支援を
また頑張ろう!!!
そんな力を、もらった時間でした。

神戸市民の中でも震災を知らない方が
すでに半数を超えたそうです。

これからもっともっと増えていくでしょうね。

実際に、
当時、震災を経験した祖父母は
もうこの世にはいません。

私は忘れないからね。

また来年も
この日、この場所に来るから
見守っていてね。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!
ROHプロジェクトでは、今後も活動の様子や想いを
このnoteで発信していきます。

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